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水産林務委員会道外調査

12月13日(火)から16日(金)の日程で、水産林務委員会の今年度の道外調査が実施されました。
今調査は岡山県・香川県での水産・林業についての視察調査します。13日は新千歳空港から、羽田経由で、岡山空港への移動日。
14日から調査が始まり、午前は岡山理科大学で開発され、特許申請中の、海水魚でも淡水魚でも飼育可能な「好適環境水」により、陸上で高級魚のトラフグやヒラメを養殖している施設を調査しました。今年度はトラフグを出荷するところまで進み、現在クロマグロの養殖にも挑戦しています。トラフグの初出荷は内陸部でも海水魚を養殖で決め事を証明する大きな成果であり、山村が漁村になると山本俊政準教授から説明を受けました。
(養殖水槽の説明)

 

午後からは岡山県北部の山間地帯の真庭氏を調査、真庭市は、木材産業が盛んな町で、合併を契機に国の補助金をフルに活用したバイオマスタウンとして現在も様々な事業を継続しいてます。ペレットの製造や木材活用の発電プラント、市役所などの公共施設での活用など町を挙げての取り組みを調査しました。

  (樹脂や端材を利用した発電プラントの説明)

15日は香川県に渡りオリーブハマチのブランド化に向けた取り組みと養殖施設を調査しました。オリーブハマチとは香川県の特産であるオリーブの剪定した葉の有効利用にもつながり一石二鳥ともいえますが、オリーブに含まれるポリフェノールに着目して、肉質改善と抗酸化作用による効果に期待しています、現在効果の実証作業中ではありますが、出荷もされており、高品質との評価を得ているそうです。午後からは実際に養殖している施設を調査しオリーブの粉末をえさに混ぜて与える作業を視察しました。
このたびの調査で、漁業は変わると実感させていただきました。また、木質バイオマス事業など北海道が進めなくてはならない事業を、現在取り組んで進行中の町を調査できたことは大変有意義でありました。

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