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2011-12-10

第4回定例道議会閉会

第4回定例道議会は、11月25日(金)に開会、23年度道補正予算、「原子力発電所の安全対策に関する意見書」などを可決し、12月9日(金)に閉会しました。
 代表格質問に市橋修治(後志管内)議員が立ち、原発問題、行財政運営などについて質疑を行い、一般質問には笹田、松山丈史(札幌市豊平区)、佐藤伸弥(網走市)、北準一(空知管内)の4議員が立ち、当面する道政課題、地域課題について道の取り組みを質しました。

今定例会では、開会直前の11月23日に、北電泊原発3号機での「やらせ」行為に、第三者検証委員会の報告が行われ、定例会開会日の25日午後になって、道民や職員にさらなる痛みや負担の継続を求める、「道行財政改革の取組み」の見直し方向性が示されました。さらに、やらせ行為への道幹部職員関与の処分方針が、閉会日前日の12月8日に、やっと示されるなど、道の不誠実な対応が繰り返されました。

我が会派は、こうした行為の上で行われた、プルサーマル計画への知事の同意判断は撤回し論議をやり直すことを求め、今回の処分でこの問題の「幕引き」を図るようなことがあってはならないとして議論を展開しました。

補正予算案は、開会初日と会期最終日の2回に分けて提案され、災害復旧事業費13億円、端境期対策の投資単独事業費(ゼロ道債)60億円(うち23年度分21億円、債務負担行為39億円)、給与改定等に伴う給与費の減額12億4千億円など。最終日提案分は、国の第3次補正予算に伴うもので、防災対策等のための公共事業費80億円、緊急雇用創出基金の増枠52億円などで、この補正により、23年度の道予算規模は一般会計2兆8388億円、特別会計5854億円の合計3兆4242億円となりました。

また今定例会で採択された意見書は、以下の通りです。(◎は政審発議、△は委員会発議)
◎原子力発電所の安全対策に関する意見書
◎再生可能エネルギー等の導入促進を求める意見書
◎子ども・子育て新システムによる保育制度改革に関する意見書
◎私立専修学校に関する新学校種の創出と財源措置に関する意見書
◎鳥獣被害防止対策の充実・強化に関する意見書
△国立大雪青少年交流の家及び国立日高青少年自然の家の存続を求める意見書

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