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第2回定例道議会閉会・新幹線札幌延伸広告塔除幕式・八雲山車行列

7月6日(金)第2回定例道議会が了しました。
6月19日に開会した今定例会では、23年度道補正予算、「地方財政の充実・強化を求める意見書」などを可決しましたが、審議の中心は北海道エアシステム(HAC)の審議となりました。私は22日に行われた一般質問の初日の4人目で登壇しました。
 議会審議では、経営が厳しい状態に追い込まれているHACの再建策、そのための道の支援策が焦点となりましたが、支援策の内容が明らかにされたのは、各会派の本会議質問が行われている最中の6月26日になるなど、今定例会でも、道側の対応は極めて遅く、誠実さを欠くものでした。十分な議会論議が行えないとともに、突然に路線休止方針を示された女満別、釧路両空港の地元などとの議論も不十分なままで、今回も、あくまで、つなぎ的な支援策を講じるだけの、先送り的な対応に終始しました。
 また、東日本大震災を踏まえて改訂された太平洋沿岸津波震災予測図の報告、道立病院事業改善プランに向けた検討委員会意見などが、いずれも閉会前日の所管委員会で報告されるなど、重要な課題について、議会での議論を避けるかのような対応が相次ぎました。
  知事をはじめとする道職員側に、道政課題、地域課題に関する論議を真っ向から受け止める姿勢が薄れているのは、極めて遺憾です。
  道は、原発、エネルギー課題や、防災強化策をはじめとして山積する問題への対応を迫られています。こうした問題解決のためには、道議会や地域と、誠実に向き合う姿勢が求められています。
 可決された補正予算は、一般会計で42億6千万円。HAC支援事業費3千万円のほか、災害復旧費、記録的豪雪で破損した農業ハウスの復旧補助費、国からの交付金による各種基金の補正などが内容です。これで、23年度道予算は一般会計2兆7,452億円、特別会計5,357億円の合計3兆2,809億円となりました。
今定例会で採択された意見書・決議は次の通りです。(◎は政審発議、△は委員会発議)

◎地方財政の充実・強化を求める意見書
◎全国健康保険協会管掌健康保険に関する意見書
◎けいれん性発声障がい(SD)の研究・治療等の推進を求める意見書
◎一定規模以上の施設における調理師の配置の義務化を求める意見書
◎「こころの健康基本法(仮称)」の早期制定を求める意見書
△義務教育の機会均等の確保と教育予算の確保・拡充を求める意見書
△ロシア首相の北方領土訪問に抗議し領土問題の解決促進等を求める意見書
△森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書
△道路の整備に関する意見書
◎第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会東京招致に関する 決議

本会議の開会前に道庁北側正面の広告塔の表示が6月29日の北海道新幹線札幌開業認可により変更され除幕式が行われましたました。
しかし、新函館(仮称)・札幌間(211.47km)の完成予定は新青森・新函館(仮称)間の開業から概ね20年後であり、今後は工期短縮のための予算獲得など引き続きの要請活動を続けていかなければなりません。

本会議終了後は地元八雲町で移動し八雲山車行列の開会式にぎりぎり間に合うことで出来、渡島総合振興局中西局長さんや八雲町と友好都市の小牧市の山下市長さんら共に山車の審査をさせていただきました。(山車行列の関係は後日改めて報告します。)

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