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青函トンネル白煙事象調査

s-IMG_14875月11日(月)民主党「次の内閣」国土交通部門会議のメンバーで、先日の特急スーパー白鳥34号からの発煙で乗客が避難した事案について、JR北海道函館支社で幹部から説明を受け、その後福島町に移動し青函トンネルを視察しました。私も同行させていただきました。
函館支社での説明では

s-IMG_2963・事象の発生概況
平成27年4月3日17時07分ごろ、津軽海峡線知内信号所から津軽今別駅間で、函館発15時56分発新青森行特級スーパー白鳥34号で、車掌が窓から火花が出ていることを確認し、停止手配し、乗客を避難させたもの。
・調査結果
現在も調査を進めており、現時点で判明したことは
発煙の状況
1車両に4台のモーターが搭載されており、4台のモータに送電する太さ約18mmの電線が焦損していた。また、モータも熱により変色しており、モータを冷やした後の排気が通る通路であるゴム製の風道、排気口付近のゴムホースや配線被膜の焦損を認められた。

11231097_782514078528995_3030192950226860920_n・推定原因
電線に過電流が流れ、電線の被膜が焦げて発煙したものと推定している。
また、過電流によりモータが異常に発熱したことで、モータを冷やしている空気が高温となり排気され、排気風道のジャ腹や空気ホースを溶かしたことで異臭と発煙を助長したと考えている。
現状での説明は以上の通りで、過電流が流れた原因などは今後の調査によるようです。

青函トンネル内では4月の事故で使用した旧竜飛駅と同様の旧吉岡海底駅にある避難所や排水ポンプ、赤外線火災検知器等の施設を視察しました。
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函館支社でのヒヤリングで荒井ネクスト国土交通大臣から、JR北海道の企業体質や安全に対する考え方について指摘し、逢坂衆議院議員、徳永参議院議員、田城参議院議員、平出道議会議員、菅原道議会議員と私も参加し意見交換させていただきました。

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