- 2013-05-03 (金) 23:12
- ささだブログ
5月1日(水)は、午前中北電八雲支店の亀支店長との電気料値上げ申請の内容について意見交換、午後は、せたな町の斉藤誠氏(ひやま漁業協同組合代表理事副組合長)と意見交換、夜は森町、鹿部町、八雲町の各地区連合主催のメーデー集会に参加させていただきました。
電気料については、低所得者層や暖房などを電気に依存している世帯への影響が懸念されます。北電は電力料金約10%の値上げを申請していますが、根拠が火力発電の燃料費の高騰、しかし、5年前に比べ、196億円減となっているなど、解りづらい内容で、約2時間にわたって説明していただきました。
家庭向け電気料金は使用する量により3段階に設定されています。(下図)
オール電化住宅では年間5万円(平均家庭)もの値上げになると試算されています。新しく建設された公営住宅などにも、オール電化を設備している住宅もあり、北海道の冬を考えれば節電で乗り切るにも限界があることから、公営住宅に住む年金生活者などへの影響を心配しています。
斉藤氏との懇談では、磯焼け対策、ホタテや昆布の養殖漁業の推進、6次産業化の推進などについて、ひやま漁協の取組や(有)ヤマヨ斉藤漁業の取組(ホームページをご覧下さい)などについて意見交換させていただきました。
斉藤氏は、平成22年度に実施した良瑠石川の治山ダムのスリット化と魚道新設でサクラマスの水揚げ増に繋がったことについて説明いただきました。
同川にある2カ所の治山ダムは、らせん式魚道が設けられていたが、毎年土砂で埋まるため、地元の漁業者らが、より魚が上りやすく土砂が自然に流れるダムの撤去やスリット化を要望し、実現したものです。
斉藤氏はそのサクラマスを6次産業化でも活用し、うに、ほたて、つぶ、あわびなどとあわせた海弁として大丸札幌店や札幌三越のイベントなどに出店し、実演販売しています。今月も12日までは、札幌三越での北海道味巡りで出店中です。
さらに、須築砂防ダムのスリット化など昔の川に戻すことで、サクラマスを日本海の資源として、広めていきたいと取り組んでいます。
皆さんも是非、漁師の店・漁師の食堂に足を運んでください。
場所は旧瀬棚町の町中を北側へ10分ほど、黄色の外観とたくさんののぼりが目印です。
メーデーは、時間差で3カ所出席させていただき、渡島西部地域にはメッセージでの参加とさせていただきました。
森町は6時から、鹿部は6時30分からの開催でしたが、森町でご挨拶させていただき、鹿部に移動し何とか7時に到着しご挨拶させていただきました。
両地区にはご挨拶だけで失礼することとなり、八雲地区には8時からの参加となり、なんとか、〆の乾杯とあわせてのご挨拶となりました。
森地区では、氏家市郎会長さんから憲法改正を断固阻止しなければならない、夏の参院選に向けて活動あるのみと、結集した取組を求められ、メーデー宣言、第23回参院選必勝特別決議、自治体財政確保・地方分権確立を求める特別決議、労働規制緩和を許さず、最賃大幅引き上げを求める特別決議、スローガン・アピールをそれぞれ確認しました。
鹿部地区では、富樫広幸会長のご挨拶を聞くことができず残念でしたが、森地区同様に決議やスローガン・アピールを採択し、団結ガンバローで懇親会に突入し、労働者の祭典を組合員・家族での懇親を深められました。
八雲地区はビンゴ大会の真っ最中で、到着しビールを1杯いただき、すぐにお開きの乾杯、その分、2次会・3次会にもおつきあいさせていただきました。
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