- 2013-06-09 (日) 18:10
- ささだブログ
6月6日(木)に、熊石地域の若手漁業者と意見交換させていただきました。
熊石地域の漁協青年部や養殖部会から6名が仕事終了後に檜山漁協熊石所に集まってくれました。
同席いただいた、漁協熊石支所長さん、役場担当者にもお世話になってのお茶懇となりました。
今回は、養殖漁業の状況と可能性について意見交換することとし、檜山漁協の養殖漁業の状況や熊石地域の状況、全道における養殖実績などを基に約1時間半にわたって様々なご意見をいただきました。
熊石地域は、檜山漁協に所属していることから檜山振興局との関わりが強いわけですが、行政的的には渡島総合振興局に属するという変則な地域ですが、両方に係わることのプラスを生かしていくことが出来る地域でもあります。
熊石地域の漁業状況は、北部の関内漁港・熊石漁港、南部の泊川漁港・相沼漁港があり、昨年度の総生産量1,158t、生産金額で3億9,415万円、主たる魚種では、イカが1億750万円、ナマコが7,500万円、スケトウダラが6,500万円であり、養殖「あわび」が有名ではありますが、金額では1,788万円と苦戦しています。新たな取り組みとして、熊石漁港内で試験中だったホッケの生け簀養殖も今年9月から区画漁業権を取得する予定で、さらに、イワガキも試験的に取り組む予定です。
漁業者からは、さらなる養殖に取り組むことの課題や可能性について意見が出され、北海道西岸沖でホタテ貝種苗が生産されていることなどから、熊石地域での可能性は無いか、6次産業化の可能性は等、いただいた課題などを整理させていただいて、今後も定期的に意見交換を実施することとして終了しました。大変参考になりました。
- Newer: 第2回定例会に向けて
- Older: 花壇整備と食品衛生協会総会