9月3日（火）農政委員会が開催されました。
議事は、TPPをめぐる状況等についての報告、来年度の農業関係予算の概算要求についての報告、農産物の生育状況と先月の大雨等による農業被害についての報告がありました。
TPP交渉会合（ブルネイ）に関しては、前回同様に道職員を現地へ派遣して情報収集にあたっています。
今回のブルネイ（ダルサラーム国　バンダルスリブガワン）での8月22日～23日の閣僚会合、30日までの交渉官会合で、道職員派遣は25日から30日までで、関係団体向け説明会やTPP交渉結果報告会で入手した主な情報について報告を受けました。
官僚会合関連では、甘利大臣からのTPP交渉に対する我が国の基本的な考え方が説明があり、①アジア太平洋地域に21世紀型の経済統合のルールを構築する野心的な試みであること、②自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を有する国々とともにルール作りをすることは地域の安定に貢献すること、③本年中の交渉妥結という目標達成のため我が国も積極的かつ建設的に議論に参加すること、の3点を表明している。
具体的な内容が示されないままに、我が国が積極的かつ建設的に議論に参加すると表明したことに国民合意について違和感を感じます。