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2013-11-01

大沼国定公園の課題

DSCN023810月31日(木)大沼公園の施設などを視察・調査させていただきました。
調査は以前から自然公園財団の方々との意見交換から、公園施設の老朽化などが
DSCN0248著しいとの課題が取り上げられていましたが、今回は函館市の高橋道議とともに調査を実施しました。
DSCN0245DSCN0251大沼公園は明治38年から北海道庁の庁立公園として公園施設が整備され、全国で最も古い自然公園の一つです。北海道新幹線が開業するまで残りわずかですが、道南観光の大きな自然財産であることから、開業後のめだま観光資源として整備する必要があります。
調査では、公園内トイレや、木橋、コンクリート橋、遊歩道、護岸、排水溝、看板など北海道が維持管理するべき施設を中心に調査しましたが、施設の維持管理が行き届いていない実態や補修がなされず危険な箇所なども確認しました。
今後、道の対応を確認していかなければなりません。
沼水の水質についても課題があり、水質悪化が進んでいます。
大沼の水質は、流域で営まれる様々な人間活動の影響により年々悪化しています。
北海道で実施している大沼の水質調査結果では、水の汚れの指標であるCOD(化学的酸素要求量)で見ると、昭和55年以降継続して環境基準を超えており、近年は毎年アオコの発生が見られるなど水質汚濁が進行しています。

 

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