- 2016-10-26 (水) 23:54
- ささだブログ
10月26日(水)札幌市内ホテルで衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会(塩谷立委員長)の地方公聴会が開催され、一般傍聴者としてやり取りを傍聴させていただきました。
意見陳述者として発言したのは、函館市でホタテ耳刷り機械やイカ吊りロボットなどの製造・販売する(株)東和電機製作所の浜出滋人専務、北海道農業ジャーナリストの会幹事で酪農学園大学名誉教授の中原准一教授、北海道漁業協同組合連合会代表専務理事の﨑出弘和専務、北海道農民連盟の山居忠彰書記長の4名で各約10分程度で意見を述べました。
派遣委員は民進党の佐々木隆博代議士ほか10名で、各会派から質疑がされ、民進党は佐々木代議士が質疑しました。
陳述者からは「輸出拡大に期待」、「北海道農業には死活的・危機的」と賛否が分かれました。
会派代表者からの質疑応答でも両論の意見が出されました。
確かに期待する業種もあることは事実ですが、農業はもとより、ほとんど議論されていない他の分野での影響も大きいことから拙速な結論を出すべきではなく、国民に対して詳細でわかりやすい情報提供の基に、国民合意を前提とした結論を国民は期待しているはずです。そうすれば協定締結とはならないのではないでしょうか。
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