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2017-12-21
農政委員会道外調査
- 2017-12-21 (木)
- ささだブログ
12月21日(木)農政委員会の視察調査で、18日から徳島県、香川県、岡山県を調査しています。
福島県では甘藷の鳴門金時、蓮根生産についてJA大津松茂農協で説明受け、鳴門金時の選果場や蓮根収穫作業を視察させていただきました。
写真のとおり小型のバックホーに大きな鍬をセットして大まかにはほりあげるものの後は手作業で、お正月の需要増をひかえ急ピッチで作業が進められていました。
米から見れば機械化は難しいのですが、反収が数倍となることからほとんどの農家は稲作から転換しています。
鳴門金時は災害にあった終戦直後、田んぼに海砂を投入して甘藷にあった圃場に転換しました。先人の勇気が現在に結びついています。
2日目は香川県小豆島に移動しオリーブの6次産業化の取組調査を実施しました。オリーブ農家「井上誠耕園」さんを視察調査先として小豆島が、何故オリーブの生産が盛んになったいきさつから、現代表が6次産業化に取り組んだきっかけなど丁寧に説明を受けました。
説明後には加工場や直営のレストラン、売店でも説明を受け、オリーブを餌に混入した牛肉の手作りハンバーグをいただきました。作付け面積は小さくてもいかにお金にして儲けるかを常に考えています。午後は香川県議会でうどん県など観光ブランド政策など説明を受け意見交換させていただきました。
3日目は岡山県に移動して農林水産総合センターを調査先としました。センターの研究の主は果樹です。マスカットやいちごの品種改良の取組を調査しました。
新品種への改良は気候や病気に強いだけではなく、地域ブランドを確立できるか、精力的な取組がされていました。写真は調査のために収穫をせずに残していていただいた「シャインマスカット」です。
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