- 2019-12-21 (土) 23:21
- ささだブログ
12月21日(土)は山形県中心に実施した地域医療確保のための視察調査を終了して地元に帰ってきました。
18日(水)午後から新幹線で仙台へ、そこから仙山線で山形市に移動。
19日(木)には酒田市にある日本海病院と日本海ヘルスケアネットを調査させていただきました。
日本海病院は県立日本海病院と市立酒田病院の統合再編により地方独立法人として平成20年に開設した病院です。
その後も酒田市立八幡病院外5診療所も酒田市から移管統合されています。
両病院の役割を見直し機能調整により経営状況も順調に推移し、平成30年には日本海ヘルスネットも立ち上げ老健、グループホーム、特養、歯科医師会、薬剤師会など10法人で地域医療連携推進法人として成功していることで有名です。
調査には法人理事長の栗谷義樹医師自ら対応していただき、活発に意見交換させていただき、救命救急センターなど病院内を視察させていただきました。
20日(金)は秋田市内で県庁を訪問し健康福祉部地域医療対策課から泉部次長さん以下3名が山形県における地域医療連携法人の設立の状況と県の係わりなど日本海ヘルスネットの取り組みをベースに説明していただきました。
県議会もこの日が最終日でしたが大きな混乱もなく閉会したようです。
色々と調査にご協力いただいた、石黒覚県議会議員から県議会もご案内していただき参考にさせていただきました。
21日(土)は休日にもかかわらず、函館市内で函館本社で全国に発信している㈱エヌ・イー・シーの地域医療連携ネットワークサービスIDLinkのシステムの紹介と今後の課題など説明を受け、意見交換させていただきました。
今回調査した山形県の日本海病院にも採用されているサービスで、現場での課題として膨大な患者さんの個人データをどのようにして一元管理するか、どのように患者さんから承諾していただくか、名寄せ作業の精度をどう高めるかなど今後の課題となりそうです。
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