- 2013-08-11 (日) 9:27
- ささだブログ
8月8日(木)9日(金)は、北海道農政部、渡島総合振興局、渡島農業改良普及センターにご協力いただき、管内農業施設の視察や農家の方々との意見交換をさせていただき、渡島の農業について調査させていただきました。
9日は午前の予定を急遽変更し、八雲町の大雨被害調査に同行させていただきました。
私自身も八雲町内野菜農家出身ですが、管内には様々な形態の農業が展開されていてることから、農政委員会委員として、まずは地元渡島の農業について改めて理解していくことを目的に企画させていただきました。
8日は、八雲町内の酪農について調査させていただきました。
八雲町は、『ヤマセ』や『海霧』などの気象条件や火山性土壌であることから冷涼な気候を好む酪農を基幹とし、道南随一の酪農郷です。
平均経営面積は小さいですが、経営者の感性に合わせフリーストールや放牧飼育、また乳牛に快適な環境での放牧型などさまざまな形態がとられています。
輸入配合飼料が高騰する中、牧草と栄養価の高いデントコーンの組合せによりコスト削減などに取り組んでいます。
調査先(夜もしっかり地元農家との意見交換させていただきました。)
小栗牧場(放牧型酪農、6次化、管内指導農業士会会長)
八雲町での意見交換(川代八雲町長、佐藤新函館農協北渡島地区運営委員長他)
道農政部(土屋次長)による「今後の八雲酪農を共に考える」の講義(懇談会)
9日は、午前中の調査予定を急遽変更し、八雲町を中心に昨夜から降り続いた大雨の被害調査に同行させていただきました。
八雲町内では、住宅被害で床下浸水・八雲地域8棟、熊石地域2棟(倉庫も1棟)、その他山越小学校校舎も床上浸水、農道などの土砂崩れが報告され、農作物や農業施設についても心配されました。農業被害調査は八雲町農林課職員中心に4班に分かれて調査しましたが、幸い大きな被害はなかったものの、大雨のたびに被害が発生する箇所があるなどの課題もあるようです。
今回の低気圧による大雨災害は、松前町や長万部町、福島町と渡島管内で住宅など床上・床下浸水、小規模の土砂崩れなど発生しています。
午後は、視察調査に戻り北斗市や森町で道南農業試験場や水稲直播圃場、森町のトマトハウスの視察をさせていただきました。
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