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2013-08-30

落部地区津波避難訓練

s-DSC_95068月30日(金)八雲町の落部地区で津波避難訓練が実施されました。
今日の訓練は落部連合町内会主催で、プロジェクトチームを設置しての事業であり、町内会が主催しての実施は八雲町内では初の試みです。
総勢460名で実施され、15の各町内会単位で避難経路に沿って実際に避難しました。
車いすでの避難や小学生や保育園児の授業中や保育時間中での避難誘導などを検証し、9月18日には反省会も予定しています。

s-DSC01582訓練は、午前10時の消防サイレンで始まり、3分間のシェイクアウトで身を守る訓練を各々実施し、その後に避難所に決まっているルートで避難することとし、町内会長さんなどの代表者が検証し本部へ報告することとし、参加者からアンケートも実施し各自で問題点などを記入し提出していただき、11時にはすべての参加町内会や団体が終了しました。
s-123平行して、道警による救助訓練も実施されました。
当初防災ヘリが出動予定でしたが、あいにくの天候により断念し、災害対策用高機動救助車「ハマーH1」による救助訓練となりました。
この車両は、駒ヶ岳や有珠山の噴火に備えて配備されたとのことで、配備から10年以上経ちますが、日本全国に札幌と函館の2台しかない車両で「警察ハマー」として活躍しています。
訓練には、八雲町、八雲町議会、八雲消防署、八雲消防団、北海道警察、八雲警察署、交通安全指導員会、函館開発建設部、北海道函館建設管理部などの外、落部婦人ボランティアや落部漁協で工事を施工している(株)松本組、北海道コカコーラにも支援していただき実施しました。
警察ハマーは迫力あります。
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日大実習

8月26日(月)から29日(水)まで、八雲町の上八雲地区に実習林を有する日本大学の学生が夏期実習を実施しました。
恒例となっているこの実習は、20年以上前から実施しており、日大生物資源科学部の井上農学博士以下1年生51名の学生が、廃校となった上八雲地区の大関小学校校舎を活用しての実習しています。
s-DSC01561私の母校でもあったため、久しぶりに校歌を思い出すことが出来ました。
八雲演習林では、広大なエゾマツ・トドマツの針葉樹人工林の育成や広葉樹天然林の保護が行われ、CO2循環などの地球環境の観測、昆虫の分布・分類やブナ原生林の保護の教育・研究が行われています。

s-DSC01550井上先生との懇談では、森林資源は今日本の課題である新エネルギーへの活用にとっても可能性がある分野であり研究していきたいと話されておりました。
今年も実習林の下刈りや間伐作業体験、林業機械実習、八雲産業での苗畑視察やMHグルーラムでの集成材工場見学、八雲産材を使ってのベット作りなどの実習メニューに取り組みました。
八雲町と日大との関係は、八雲町が旧尾張藩士による開拓団により開拓されたことから、八雲町内に旧尾張藩主徳川家所有の森林があり、八雲産業株式会社が管理しています。徳川家所有の八雲町内の山林約2,400haを日大が購入し演習林としています。

ベットの材料は八雲産材をMHグルーラムで集成材に加工したものs-DSC01558
完成品です。
s-DSC01554

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