- 2014-03-28 (金) 11:32
- ささだブログ
3月25日(火)、26日(水)で、道議会民主党道民連合のエネルギー調査として、幌延町を調査しました。
調査は、道北コース、幌延コース、道東コースと3班体制で実施し北海道の再生可能エネルギーの現状などについて検証することとしました。
私は、幌延コースに参加し「核廃棄物の持ち込みに反対する道北議員の会」及び「道北平和フォーラム」との意見交換、幌延町長他担当者との意見交換、深地層研究センター施設調査を実施しました。
使用済み核燃料の最終処分地選定に国が動き始め、あらためて3者協定(道、幌延町、原子力機構により、深地層研究センターへの放射性廃棄物持ち込みや、処分場転用を禁じる協定)をふまえ候補地とならないよう、地域との意見交換させていただきました。
25日は、道北議員の会の皆様との意見交換は予定時間を超え、町側からもこれまでの取り組みと課題についてお聞きし、意見交換をさせていただきました。
26日は、JAEA(独立行政法人:日本原子力研究開発機構)の藤原総務課長と藤田主任研究員に概要説明を受け、つなぎ・ヘルメットで坑内調査に移動しました。
立坑は3本(西立抗、東立抗、換気立抗)、研究は140m、250mに掘削された水平坑道で実施されています。
坑内は、約幅4m、長さ約20m、周囲を20cmのコンクリートを吹き付けられており、岩盤圧力測定、水圧測定など研究しています。
今年の8月からは、人工バリア(詳細はここをクリック)の長期挙動について、実物大での試験に着手予定で、緩衝材を持ち上げるための把持装置など一部の設備を出来ていました。
ゆめ地層館(敷地内PR施設)では、ガラス固化体、人口バリア緩衝材を視察し質疑応答し、幌延調査を終了しました。
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