7月20日(水)道議会会派に日高総合開発期成会(会長・酒井芳秀新ひだか町長)の皆様がおいでになり、平成29年度の施策の推進や予算編成に当たっての提案・要望をいただきました。

北海道全体での活力づくりには、各地域地域での活力づくりが基本です。一次産業を核として地域に適した活力づくりに一緒になって取り組んでいくことなど意見交換させていただきました。

主な提案・要請項目は交通網の整備、災害対策、一次産業振興、住環境の整備、アイヌ文化の継承・発展、地域医療・福祉、公共事業予算確保などで、大変重要な内容であり連携しての取組をお約束させていただきました。

7月20日(水)に北海道戦没者追悼式が北海道立総合体育センター（北海きたえーる）で開催されました。
全道市町村から多数のご遺族が参列し各町の代表が献花されました。渡島管内からも多数参加され、参加者にご挨拶させていただきました。
今年は戦後７1年になりますが、年々ご遺族が高齢化し、遺族会の存続も大変厳しい状況と聞いていますが、戦争の記憶を次世代に引き継ぐためにも活動を支援していく必要があります。

式典は、高橋知事の式辞の後、正午にあわせ全員で黙祷しご遺族、各界の代表者が参加して、厳粛のうちに挙行されました。

7月19日(火)函館市内ホテルで北海道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・高谷寿峰北斗市長)が開催されました。
今年念願の北海道新幹線が開業しましたが、札幌までの完全開業に向けてはこれからの期成会の活動が重要な役割を果たします。
 

道南期成会は、道南の18市町と15の経済産業団体で組織し新函館北斗・札幌間の着実な事業推進、青函共用走行問題早期解決、その財源措置拡大に加え並行在来線維持存続財政支援など要請することを決定しました。
 

総会終了後には、鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局の長谷川雅彦局長からトンネルなどの工事進捗、今後の見込みなどの概要についての講話がありました。

7月18日(月)八雲町落部八幡宮で落部遺族会(櫛桁啓治会長)主催で第21回落部地区忠魂祭が開催され、出席させていただきました。
戦後71年を経過し遺族も高齢化しましたが、若い世代に戦争の悲惨さを伝えていかなければと落部遺族会櫛桁会長からの言葉がありました。

忠魂祭終了後は場所を上の湯温泉郷の銀婚湯に移して今年度の落部遺族会総会が開催されました。
落部地区では約120名の戦没者がおられますが、遺族会会員は現在32名です。
年々会員の高齢化が進んでおり、町内に3会ある遺族会の連携や行政の支援も必要です。
総会では今後の行事の持ち方や財源について議論され、新役員も全員留任となりました。

7月18日(月)は八雲町内の山越諏訪神社の本祭・神輿渡御で私も参加させていただきました。
前日の宵宮と19日のあと祭りまでの間、松前神楽の披露などで盛り上がります。
山越内諏訪神社は、文化４年松前の人が漁業の繁栄と住民生活の安定を祈り創立し、200年以上の歴史を持つ神社です。
 

この日は神輿渡御参加者はじめ全員の玉串奉奠の後、あいにくの雨の中地域を練り歩きました。
期間中各所で松前神楽が奉納されますが、松前神楽は道指定無形民俗文化財で約350年の歴史を持ち、比較的歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能で、渡島・桧山地方では、多くの神社で奏上されています。

7月12日(火)函館市内ホテルで道南漁船保険組合(松井俊治組合長・森町漁協組合長)の事務所新築落成祝賀会が開催されました。

会場には約140名の漁業関係者が落成を祝いました。松井組合長は漁業を取り巻く環境は依然として厳しい、組合統合一元化を来春にひかえ新たな決意で保険事業の健全発展に努力すると挨拶がありました。

7月10日(日)に投開票された第24回参議院選挙での北海道選挙区では民進党北海道が擁立した、徳永エリ氏、鉢呂吉雄氏2名の当選が叶いました。
有力4名が3議席を争うなかで、北海道民の期待が民進党2名に寄せられたことになります。
しかし、全国的には自民党が勢力をさらに拡大する結果となりました。
選挙戦ではほとんどふれられていなかった憲法改正の議論が進むことは明白です。
最終的には国民投票であるとしても国会での議論の経過が国民の判断に直結します。
そういう面では真摯な議論が出来るのかが心配です。
7月9日の8区選対打上式

7月8日(金)第2回定例会が閉会しました。
第2回定例道議会は6月21日(火)に開会し、道補正予算、北海道国民健康保険運営協議会条例、「地方財政の充実・強化を求める意見書」、「平成２８年度北海道最低賃金改正等に関する意見書」などを可決し、本日閉会となりました。
私は会派の代表格質問に立たせていただき、知事の政治姿勢、行財政運営、ＴＰＰ、医療・福祉施策、アイヌ政策、飲酒運転根絶策などについて質疑させていただきました。
定例会での審議は一般質問には会派から４議員が立ち、さらに予算特別委員会での審議と継続して当面する道政課題、地域課題について道の取り組みを質しました。
今定例会での主な審議経過については安倍総理のアベノミクスの行き詰まりから、参議院選挙の直前になって、消費税増税の再延期を言い出すなど、暴走する国政に自治体も国民も翻弄されていること、消費税再延期混乱以外にも道内空港の民営化、保育施設での保育士代替の特例など、現場での議論がないままで政府から一方的に押し込まれる施策に道が右往左往している状況が明らかになりました。
消費税増税の再先送りによって、社会保障政策や地方財政への影響が懸念されますが、知事はアベノミクスの破たんを認めず、影響の回避は国が対処すべきとの主体性を欠く答弁に終始しました。
空港民営化、保育での特例についても道の判断、道の姿勢が見えず、国の施策押しつけを丸呑みし、地域、道民に丸投げするような答弁が続きました。
農業者を中心に不安や懸念が広がるＴＰＰについて会派が批准に反対姿勢を示すべきと求めたのに対し、知事は国の対策大綱は道の提言を全面的に取り入れたものとの趣旨の答弁を繰り返し、相変わらず国に追従する姿勢を示しました。
補正予算は一般会計29億3,300万円、特別会計2,000万円で、28年度の道予算規模は一般会計2兆8,276億円、特別会計6,284億円の合計3兆4,560億円となりました。

今定例会で採択された決議・意見書
（◎は政審発議、○は委員会発議）

◎２０２６年冬季オリンピック・パラリンピック競技大会の北海道招致に関する決議
◎バングラデシュ・ダッカにおける襲撃テロ事件等に関する決議
◎「全国規模の総合的なアイヌ政策の根幹となる新たな法律」の制定に向けた早期検討を 求める意見書
◎地方財政の充実・強化を求める意見書
◎平成２８年度北海道最低賃金改正等に関する意見書
◎米軍人・軍属等による事件・事故に対する綱紀粛正と再発防止等に関する意見書
◎保育士の処遇改善、保育所整備等の促進を求める意見書
◎後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意見書
◎東日本大震災の被災者への住宅支援等に関する意見書
◎給付型奨学金制度の早期創設を求める意見書
◎遠洋航海中の実習生の投票機会の確保を求める意見書
○義務教育の機会均等の確保と教育予算の確保・拡充を求める意見書
○私学助成制度に係る財源措置の充実強化に関する意見書
○林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書
○道路の整備に関する意見書

7月7日(木)道議会は明日の本会議に向けて各常任・特別委員会が開催されました。

午前は農政委員会が開催され平成29年度国の農業施策及び予算に関する提案・要望の概要説明、同中央要望の件、7月1日現在の生育状況について報告がありました。来月の常任委員会後には私も委員長と共に中央要望することを決定しました。

午後からの新幹線・総合交通体系対策特別委員会では新幹線鉄道建設に関する市町村の負担金の関する件、施策予算提案要望のほか日ロフェリー航路の運行再開に関する報告について審議しました。

7月6日(水)予算特別委員会の知事総括質疑が実施されました。
民進党・道民連合会派は政策審議会長の道下大樹議員（札幌市西区）が質問に立ちました。
質問項目は次のとおり。
【道下大樹議員】
１．保育施策について
１．道財政について
１．防災対策について
１．空港民営化について
１．TPPについて
１．道産食品輸出額1,000億円について
１．北海道・札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致について