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ささだブログ 過去の投稿記事

渡島総合開発期成会

5月15日(火)は、函館市のホテルで渡島総合開発期成会定期総会が開催されました。
高谷寿峰会長(北斗市長)は、あいさつのなかで北海道新幹線を生かすため様々な整備が必要として、渡島西部4町からの要望である新幹線のカートレイン基地要望や国道整備など200項目を要望事項と決定し、6月28日に北海道開発局、北海道庁、JR北海道など札幌要望日程を決定し、例年どおりに中央要望等の事業計画を決定しました。
新幹線については、札幌延伸認可着工が近く決定しますが、まず函館まで少しでも早く開業し、札幌までも早い開業を求め、引き続き要望を強めなくてはなりません。
主な新規要望事項
・交通ネットワーク関係
 松前半島道路の早期整備
 カートレイン基地の建設促進
 国道5号(七飯藤代-七飯間自動車専用道路整備・赤井川-大沼間片側2車線化)
 国道37号(静狩跨線橋-静狩隧道間改良整備)
 国道227号(北斗市-江差間改良整備)
 国道277号(鉛川地区線形改良)
・農業の振興
 農地保全整備事業(知内重内第2地区)
・水産業の振興
 水産生産基盤整備事業(第1種小谷石漁港)
 栽培漁業振興(森沼尻魚礁設置)
・安全な地域づくり
 歩道整備(国道5号長万部・国道278号鹿部等)
 転落防止策(国道229号熊石見日)
・河川整備
 河川改修(遊楽部川・知内川)
・海岸保全
 建設海岸(鹿部本別)
・都市計画整備事業
 街路事業(八雲出雲通)
・環境保全事業
 大沼環境整備(水質改善)
 流木対策(長万部噴火湾)
 浄化槽設置整備算定基準額改正・ゴミ焼却施設解体費交付金拡大(管内市町)
・公立学校施設(茂辺地小・中、大中山小)
・その他(消防デジタル化財政支援)

高谷会長による平成25年度国費予算編成に係る提案・要望書の説明

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「原発・エネルギー政策を考える」セミナー

5月14日(月)は、民主党北海道が主催し札幌市で開催された「原発・エネルギー政策を考える」セミナーに参加しました。
午前は、近藤昭一衆議院議員(民主党エネルギーPT・再生可能エネルギー検討小委員会委員長)の「民主党の再生可能エネルギー政策について」4月20日にまとめた民主党エネルギーPTの第2次提言-再生可能エネルギー導入拡大によるエネルギー構造改革に向けて-の提言書に基づき講演されました。
提言では、これまで日本が進めてきた大規模集中型発電所に依存したエネルギー供給体制は災害に対してきわめて脆弱であり、ひとたび大規模な災害が発生した場合の人的・社会的リスクが甚大であることから、分散型エネルギーである再生可能エネルギーが今後のエネルギーの一翼を担うとし、純国産型のエネルギーである再生可能エネルギーの導入促進は、経済活性効果や雇用創出など、我が国の成長を牽引するとしているとし、再生可能エネルギーの導入目標を2020年の早い時期に電力の2割、2030年の早い時期に4割程度とし、最大限の努力を求めています。
今夏にも策定される新エネルギー計画(革新的エネルギー環境戦略)の原発依存率と再生可能エネルギーの導入目標とは大きく影響し合う関係にあることからも、この提言が重要であると考えます。
午後は、再生可能エネルギー事業の概要説明として、経済産業省エネルギー庁新エネルギー対策課から山下係長、農林水産省食料産業局再生可能エネルギーグループの渡辺課長補佐、環境省地球環境局の平塚課長補佐、北海道庁経済部の環境エネルギー室竹内室長からそれぞれの分野での事業概要の説明を受けました。
開会の挨拶で、荒井聡民主党北海道代表から、第3回目となるセミナーは「再生可能エネルギー政策について」であり、北海道は東京、東北と電力消費のピークが違うことでの電力融通での優位性や豊富に賦存する太陽光や風力、積雪などの活用を強調されました。

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女だけの相撲大会

5月13日(日)に福島町で開催された第21回北海道「女だけの相撲大会」にご案内いただき、逢坂代議士と共に出席させていただきました。昨年、東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
福島町は、千代の山、千代の富士の2人の横綱を生んだ町、当然町内にはたくさんの相撲ファンがいます。毎年、夏合宿で九重部屋力士が福島町に訪れ、町内の横綱記念館で朝稽古が公開されます。夏合宿とあわせて地元相撲ファンを盛り上げてくれるのが、女だけの相撲大会です。
今年も全国から集まった女性力士58人が迫力ある戦いを繰り広げました。私は残念ながら最後まで拝見できませんでしたが、主催スタッフからの情報では、決勝に進んだのは「悦乃海」と「踊り山」、結果は寄り切りで「悦乃海」が優勝したそうです。
悦乃海は、東京都の雑誌編集者阿部悦子さん(46)で第13回大会以来9年ぶり2度目の優勝だそうです。
ちなみに、準優勝の「踊り山」はアメリカ出身で森町在住でかなりの巨漢(女性は何というのでしょうか)でした。
「女だけの相撲大会」のホームページはこちら
楽しいひとときを過ごさせていただきました。

商工会女性部の売店でおでんをいただきました。

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あいはら参議国政報告

5月11日(金)夜は、函館市内のホテルで開催された「参議院議員あいはらくみこ・国政報告会」に参加しました。午前まで、山形県のエネルギー政策の調査のため山形県庁で調査し、午後に高橋道議と共に仙台発新幹線と海峡線白鳥を経由して函館入りしての参加です。 
会場には、労組組合員や退職組合員関係者を中心に約250名参加されておりました。相原久美子参議は札幌市の非常勤職員として仕事をしながら労働運動も積極的に関わり、2007年の参議院選全国比例区で初当選され、行政経験と非常勤職員としての経験から公務労働の質の高いサービスを求めて日々活動しています。仙台から私と共に駆けつけた高橋道議の主催者挨拶で始まり、連合渡島地域協議会の荒木会長の来賓挨拶を受け、相原参議の国政報告では、官製ワーキングプア問題、原発問題、公務員制度改革などの現状と課題などについての国政報告となりました。
最後に、最終便で到着した逢坂代議士からも函館市での国政報告に対してのお礼と参議院の女性議員としての様々な活躍が紹介され、今後も絶対必要な議員とエールが送られました。

道南政治フォーラム代表高橋亨道議の主催者挨拶

逢坂代議士からの歓迎と激励の挨拶

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秋田・山形の新エネルギー政策

5月9日(水)~11日(金)にかけて、北海道政策研究会(日下太朗代表委員)の道外調査を実施しました。 (秋田県庁で調査の趣旨を伝える日下代表委員)
9日の特別委員会終了後、空路で秋田に入り、秋田県庁を訪問し産業労働部・資源エネルギー産業課から秋田県の新エネルギー産業政策について説明を受けました。
秋田県のエネルギー政策は新エネにより産業を活性化するべく、震災前の2009年4月に秋田県知事に就任した、佐竹敬久知事が選挙公約である「ふるさと秋田源樹創造プラン」に基づき策定されました。
「低炭素社会構築への貢献を通じた産業の振興、雇用の創出」により、新エネルギーを県内産業の新たな起爆剤にするために県としてしっかり支え、支援することを提唱し、実施しています。

プランには、しっかり数値目標も掲げられ、2005年実績から2020年までの再生可能エネルギー等の導入目標を、風力発電109万KW→1,131万KW、地熱発電53万KW→171万KW、太陽光発電144万KW→3,700-5,000万KW、中小水力発電40万KW→120万KW、ハイブリッド車(HV)6.2万台→120万台、電気自動車0台-70万台と定め、具体的導入戦略を作成しています。  秋田県庁ロビーに展示されてる「スパイラルマグナス風車」
北海道も、秋田県以上に賦存する新エネルギー資源を活用する必要があります。
北海道おいては、平成24年度省エネ・新エネ関連施策の展開方針における導入目標については、この夏、国において公表される予定の「エネルギー基本計画」の動向を踏まえ設定することとなっており、震災前からここまで策定している秋田県との差は歴然です。高橋知事のリーダーシップが必要です。
北海道の平成24年度 省エネ・新エネ関連施策の展開方針
北海道省エネルギー・新エネルギー行動促進計画【第II期】
秋田県新エネルギー産業戦略

10日は、秋田市内から約2時間かけ湯沢市の山間部にある「上の岱地熱発電所」を視察させていただきました。東北電力に3カ所ある(新たに1カ所建設中)地熱発電所の中でも2番目の大きさであり、出力28,800Kw、生産井13本(1本発掘に約1~2億円)から生産した地熱は発電後7本の還元井で冷却され水として還元されます。約1時間半施設を視察し、山形に移動しました。



北海道にも、道南の森町に同様・同規模の施設があり、地熱の一部はハウス栽培の暖房として利用されています。話は変わりますが、森地熱の今年の定期検査が例年の7~8月の実施期間ではなく、夏場の電力需給不足から時期を10~11月にずらしての実施が予定されており、ハウス栽培に大きく影響することから、JAや役場から北電に対して夏場の点検を要請しています。ちょうど、10日のエネ庁の会議で決定するはずでしたが、先送りになったとのこと・・・、非常に心配です。
11日は、山形県庁を訪問させていただき、山形県エネルギー戦略を説明していただきました。山形県では、昨年の震災で31時間の停電を経験しており、吉村美栄子知事は原子力発電に依存しないエネルギー政策が望ましい、同時に再生可能エネルギーの普及には課題が多い、今直ちにすべて停止するということは現実的ではない。こうした認識から「脱原発」ではなく、原子力発電への依存を徐々に少なくし、卒業していける「卒原発」という考え方を滋賀県知事と共に表明しています。
今年の3月に山形県の20年後の姿の実現に向け策定された山形県エネルギー政策では、メガソーラーなどの大規模事業だけではなく、地域分散型の導入促進も盛り込んでいます。家庭及び事業所・公共施設などのエリア供給システムを構築する内容です。
あわせて、昭和61年から農林水産省や山形県の指導に基づき、(株)山形発電が運営している小水力発電所の説明を受け、(私と高橋道議はここまで)現地発電施設を視察しました。日本は川が多い水の国です、川に小規模水力発電所を設置することで得られる電力は相当なものあり、北海道でも有力なエネルギーと成り得ます、しかし、法的な制約も課題となっています。
山形県エネルギー戦略

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新幹線・総合交通対策特別委員会

5月9日(水)、新幹線・総合交通対策特別委員会が開催されました。
議事はHACに関する件について、最近の利用状況や事業計画検証の中間報告等について説明があり、鳥越委員から昨年度の利用率から減ったことに対して質疑があり、全路線での週末割引やスカイメートの割引額を増やすことなどにより、集客に向けて取組を強化するとの答弁がありました。
また、HACが所有しているゴルフ会員権についての売却すべきとの質問に対して、不要資産であり売却することを検討しているとの回答がありました。

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試験研究機関地方独立法人化対策PT

5月8日(火)、平成22年4月に「地方独立法人北海道総合研究機構」を設立し、道の22機関が非公務員型としてスタートしてから2年が経過しました。
道議会民主党・道民連合議員会では、プロジェクトを設置しこの間のメリット、デメリットを検証し、今後のサービス向上に向けての課題を整理しています。PT役員による今後のPTの進め方などを協議のため、自治労北海道道立総合研究機構労働組合から石川靖執行委員長を招いて、情報交換のための打ち合わせ会議が開催されました。会議には、PT会長の日下道議、副会長の木村道議、事務局次長の稲村道議と私、連合や自治労道本部も参加し、この2年間の検証と今後の課題について議論しました。

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水産林務委員会

5月8日(火)、水産林務委員会が開催されました。
議事はロシア200海里水域のさけ・ます流し網漁業に係る日ロ政府間協議の結果及び貝殻島こんぶ漁業に係る民間交渉の結果に関して報告がありました。

さけ・ますについては、資料1のとおり、総数で6隻、漁獲割当で1,515トン増となりました。これは、1隻あたりの割当は昨年並みでしたが、昨年は東日本大震災の影響で前年が減隻となったものが回復した結果です。

こんぶについては、資料2のとおり、採取量(生産量)で224(うちコンブ200トン)トンの増での交渉結果となりました。

また、質疑では、三好委員(宗谷管内)から、トド、アザラシ、オットセイなどの海獣対策についての現状と今後の取組について質疑があり、ハンター確保対策などに努力すると報告を受けました。

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道道通行止と泊原発定期検査


5月5日(土)は、発達した低気圧による雨と融雪により水位が増えた河川や緩んだ地盤が影響して発生した道道大峯双葉線の状況調査させていただきました。このたびの道南での道路網の被害は、道道43号大沼公園鹿部線、道道5号江差木古内線、道道842号大峯双葉線の3路線、5日夕方には、道道43号大沼公園鹿部線が復旧予定だか、2路線の復旧のめどは立っていない。道道江差木古内線は国道288号を迂回することになるが、問題は道道842号大峯双葉線である、この路線には迂回路が無く、国道と二股らじうむ温泉を結ぶ唯一の道路だからです。温泉宿泊客も約40名程度がキャンセルされたようですが、復旧まで長期化した場合はさらに影響が大きくなります。現地では入り口にバリケードが置かれ、数メートル先の道路決壊箇所が確認できましたが、通行止め区間にはさらに厄介な箇所があるそうです。道の担当者もいち早く調査したとのことも確認できましたが、復旧の見込みは立っていないとのことでした。近日中に担当者からも状況を確認させていただき、早期の復旧を要望させていただきます。

長万部では、町のキャラクターである、「まんべくん」が3日、役場の「まんべくんの部屋」からJR駅舎内の観光案内所に引っ越ししました。新しい拠点となる長万部駅を訪問させていただきましたが、あいにく「まんべくん」は出張中、しかし、たくさんのまんべくんファンやスタッフとお話しできました。

今日5月5日は、日本で42年間とどまることなく発電してきた原子力発電が、全て停止する日となります。こどもの日でもある今日、原発への対応は子どもたちの未来にも関わる大きな問題であることをも再度考える日にしなければなりません。
福島第1原発での事故は、世界各国で、原発政策を見直すきっかけとなりました。日本も原発に依存しなくても安心して生活できる、新エネルギーの確保に向け進めなければなりません。

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徳永エリ参議道南調査

5月4日(金)は、3日から道南を調査のため訪れている、徳永エリ参議院議員(ホームページはこちら)に同行させていただきました。
3日は松前町から渡島西部を中心に調査され、4日は早朝から函館の朝市を視察、北斗市、七飯町、森町、八雲町を訪問され地域の課題などの調査に奔走しました。
七飯町や森町では日頃からご支援いただいている方々のお宅を訪問し、民主党政権下での様々な評価について意見交換、八雲町では、今月22日にオープンされる東京スカイツリーのレストランに食材として牛乳を提供する予定となっている酪農家を訪問し、これまでの経緯や現状をお聞きした。
女性3人で酪農経営している水野敦子さんのお宅である。
そこでは、人と人とのつながりがきっかけとなり、大きな成果となることを実感させていただきました。
水野さんが昔から交流し、農業に対する考えに大きく影響を与えた「木村秋則氏」、木村氏は、世界で初めて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功した日本の農家として有名な方だが、木村氏との交流から、山形屈指のイタリアンとして有名な「アル・ケッチァーノ」のオーナーであり、シェフである、「奥田政行シェフ」との交流につながり、奥田シェフが東京スカイツリーに全国の農家を元気にするレストランを開業するとのことでした。
レストランの名前は、LA SORA SEED(ラ・ソラシド)、kurkkuと奥田シェフのコラボによる店ですが、kurkkuとは音楽プロデューサーの小林武史氏が代表をしている会社です。
さらに、音楽プロデューサーの小林武史さんはMr.Childrenの櫻井和寿さんと共に、環境をテーマにした市民バンク 「ap bank」 を設立されており、ap bankが「食」と「農」をテーマに立ち上げた、日本各地の生産者と都市で生活する人々を繋ぐプロジェクト"Food Relation Network"の活動とも関わっているとのことでした。
人と人との結びつきと、しっかり酪農経営し、安心でおいしい牛乳を生産することが評価を受けることを、実感させられました。しかし、搬送方法や提供数量などの詳細はこれからとのことで、軌道に乗るまでさらに人とのつながりがポイントになるかもしれません。
引き続き、八雲漁協から震災によるホタテ養殖被害の復旧と、新たに海底から新出してくるがれきの処理に対する支援や漁業所得保障制度の問題点などの要請を受け、社会福祉法人きずな会が今年開設した障がい者・高齢者の共生型施設を視察し、意見交換、最後は道農民連盟でお世話になっているお宅(佐橋宅)を訪問させていただきました。

八雲漁協役員からの要請


きずな会の皆さんとの意見交換

農連の佐橋さんのお宅では帰省されたご家族も一緒に撮影

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