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11月16日(水)、17日(木)の2日間、道議会人口減少問題・地方分権改革等調査特別委員会で山口県、島根県の人口減少対策などの調査を実施しました。
私は前日の沖縄県での北海道出身戦没者追悼式からの移動で那覇空港から福岡空港、博多から新幹線で新山口に移動し委員会と合流しました。
山口県では新幹線新山口駅北側に産業創造して山口県ナンバーワンのビジネス街を整備し活気づける目的で整備しています。
中でも多目的ホールのKDDI維新ホールは中心的役割を持ちます。
委員会ではホール内にある産業交流スペースメグリバを調査しました。
あらゆる年代をターゲットにチャレンジの機会や起業などの相談に対応する専門家がお手伝いをします。
オフィスとしても利用できる会員制の「コワーキングスペース」や「コミュニティラウンジ」、「カフェ」も飲食店の開業を目指す人たちが実体験できる施設です。
ここに来ればかならず求めていた出会いと成長のヒントがある、そんな場であるように思いを込めて「めぐりあう場＝メグリバ」と名付けたそうです。
移動して山口県庁で県内でのテレワーク・ワーケーションの取組について担当職員から説明を受けました。
山口県も人口減少対策が大変重要政策です。
移住促進を促すためワーケーションで推進しようというものです。
そのための受け入れ体制に力を入れています。
委員会はテレワークオフィスを県庁内に整備し利用料・駐車料金無料のYY!SQUAREを視察しました。
17日は島根県に移動して吉田ふるさと村を調査しました。
吉田村とは現在の雲南市吉田町、平成の大合併で近隣旧6町村のうちの1村です。
たたら製鉄で栄えた村は今は過去の歴史です。
昭和60年に村を守ろうと行政と地域住民の出資により株式会社吉田ふるさと村を設立しました。
令和4年6月現在での出資構成は雲南市25％、個人と吉田村内の事業所が75％です。
昨年度年商は4億7千万円、従業員は85名で、業務は特産品開発販売、村内の市民デマンドバスや簡易水道、道路維持、除雪など業務委託、管工事業、旅行商品企画販売、国民宿舎の運営です。
働く場がないから若者が集まらない、だから人口が減る。
じゃあ自分たちで作ろうとの思いが成功した例であるが、現在も人口は減り続けているようです。
しかし、ここで踏ん張っているともいえると思います。

10月15日(火)沖縄県で開催された沖縄並びに南方各戦域戦没者追悼式に北海道議会議長代理として出席し追悼の言葉を述べさせていただきました。
沖縄県糸満市摩文仁の丘の平和祈念公園には北海道出身戦没者の追悼式を毎年執り行うために北霊碑が建立されています。
敷地内の国立沖縄戦没者墓苑には北海道出身者約1万名が刻銘されています。
追悼式には13名の北海道遺族会参加者、保健福祉部長ほか職員、沖縄県福祉関係職員、県遺族会等も参加し、約30名で執り行われました。
追悼式終了後は国立沖縄戦没者墓苑平和の礎で北海道出身者が刻銘された区域で手を合わせてきました。

11月13日(日)八雲町の漁業地帯である黒岩地区にある黒岩恵比寿神社で八雲町漁協黒岩漁業実行組合主催の恵比寿講祭に出席しご挨拶させていただきました。
私も1年の無事を感謝し大漁を祈願しました。
懇親会ではこれからの季節は厳しい天候が多くなることから安全操業をお願いし、現状では好調なホタテ養殖漁業が引き続き好調であることを祈念してご挨拶させていただきました。

11月8日(火)は八雲町のシルバープラザで八雲町社会福祉協議会顕彰表彰式典が開催されご挨拶させていただきました。
永年にわたって社協役員、福祉団体役員、ボランティア団体役員を務められた個人、愛情銀行への多額金品寄贈また共同募金運動の優秀団体などに社協、共募から表彰状、感謝状が授与、伝達されました。
例年であれば福祉大会など多くの皆様の出席の下で行われていましたが、ここ数年はコロナの影響によりこの形式での式典となっています。
私からは地域住民の福祉の向上のために引き続きの活動をお願いさせていただきました。

11月6日(日)先週今週の週末は各地で文化祭など秋のイベントが開催されています。
新型コロナ感染症で3年ぶりの開催というイベントもありました。
森町での食キング市、長万部町、八雲町、落部地区の文化祭などを拝見させていただきました。

11月5日(土)函館市内ホテルで自治労道南地方本部第6回定期大会が開催されました。
3年ぶりでの対面開催となりましたが参加組合員を限定して新型コロナ感染症対策も万全に開催しました。
私も組織内議員としてご挨拶させていただき自治労運動を共に活動することなどお話しさせていただきました。
大会では組織強化・拡大、賃金、労働条件改善、自治体財政確立、軍縮・平和・反核・脱原発など重要な課題について議論され活動方針が決定されました。
終了後は角田執行委員長さんはじめ参加組合員と意見交換もさせていただきました。

11月1日(火)、2日(水)は定例の常任委員会、特別委員会が開催されました。
1日の保健福祉委員会は指定難病等医療費受給者証更新事務報告、道立病院上半期医療事故等発生状況報告について執行部から説明を受け議論しました。
9月末で期間満了となる指定難病等医療費受給者証の更新事務は報道にある通り、9月末時点では約1割しか処理できず受給者や医療機関等に多大なご迷惑をおかけしました。
10月末時点では約9割の方に交付でき、残りも部を挙げて対応していることが報告されました。
新型コロナ対策に苦労している保健所業務を軽減するため各保健所から本庁に業務を一括したことによる結果であり、事務量の見込みの甘さや償還払いで対応できることなどの誤った認識での結果との報告に委員から多数の質疑があり議論されました。
今後はこのようなことが無いよう処理また、体制や意識改革に取り組むこととしています。
道立病院のインシデント発生状況では57件報告されました。
1件の死亡した事例もあり今後家族の合意を得られれば公表されることになります。
質問は江差高看パワハラ問題、障害福祉サービス事業者処分、新型コロナ対策について取り上げられました。
人口減少問題・地方分権改革等調査特別委員会では北海道の人口減少などに関する意識調査の結果について報告があり質疑を受けました。
結果をどう生かすかが問題です。
また、1日には自治労政治フォーラム道議団会議が開催され第4回定例会の課題と焦点について議論しています。
石山松前町長、岡嶋森町長、辻函館教育長らから令和5年度文化財保存整備事業について要請がありました。
道内各市町村の文化財保存のための国庫補助事業の全計画が要望額どおり採択されるよう連携した取組みが必要です。
2日には先日開催した地域政策懇談会の内容を高橋道議と建設部長、担当局長に要請し意見交換しています。

10月24日(月)函館市内ホテルでJR北海道労組議員団会議定期佐鵜飼が開催されました。
全道から地方議員約40名が参加しての開催です。
2日日程での開催で25日は函館新幹線総合車両所の視察もありました。
総会では会長の日角函館市議会議員が歓迎の挨拶と組合の置かれた環境など組織内議員としての立場からの提起と議員団の連携した取り組みの要請がありました。
また、JR北海道への支援の状況と今後の課題について執行部から説明がありました。
車両所視察はめったに視察を受け入れない施設で村林函館支社長も同行して行われました。
特にH5系新幹線乗務員訓練シミュレータは最新鋭の機器が投入され人材育成に力を発揮しています。

10月17日(月)と20日(木)の2日間で立憲民主党北海道第8総支部主催での地域政策懇談会が開催されました。
17日は江差町内ホテルで檜山管内自治体首長さんから午前と午後の2班に分けて要望提言をいただきました。
20日は函館市内ホテルで檜山同様に3班に分けて実施しました。
あいにく逢坂誠二代表は臨時国会開催中のため出席できませんでしたが、渡島・檜山管内の首長さんはじめ職員の皆様には大変お世話になりました。
いただいた提言・要望は立憲民主党北海道、道議会に反映するとともに、道庁執行部や道内選出国会議員からの状況把握、会派での中央要請などの機会にも活用させていただきます。
また、その結果についても各市町村にご報告させていただきます。
参加した道議会会派議員：高橋亨、笹田浩、平出陽子、8区幹事長板倉一幸函館市議、道畑克維函館市議他管内市町議会議員と逢坂誠二衆議院議員秘書、渡島、桧山振興局からもオブザーバー参加していただきました。
各自治体からの要望・提言の主なものをご紹介いたします。
奥尻 離島振興法の早期改正・延長と関係予算確保、宿泊施設確保対策
今金 地域医療確保、1次医療圏の保障
せたな 一次産業振興が人口減対策、風力エネ振興と送電網整備
江差 高規格道路函館江差早期事業着手、道立江差病院機能維持・充実
上ノ国 高規格道路函館江差早期事業着手、地域医療確保、特定空家対策、保健師採用困難自治体対策、大雨流木処理とサケ定置
厚沢部 地方創生臨時交付金の活用制限の是正、脱酸素先行地域計画の取組、森林環境譲与税の取扱変更、肥料高騰対策の充実、経営転換協力金の期限延長
函館 新型コロナ・物価高騰対策、高規格道路の整備(大沼・七飯、木古内・江差、福島・松前)、はこだてライナーの維持存続、漁業養殖推進支援、縄文世界遺産センター整備、詐欺被害対策強化
北斗 道道大野・上磯線と道道北斗インター線早期着手、2級河川久根別川の早急な事業推進、道南いさりび鉄道や地域公共交通への支援強化
七飯 大沼国定公園環境整備、大沼公園IC七飯ICの整備促進への協力、国道5号無電柱化区間整備促進、道道大沼鹿部線整備
長万部 新幹線建設促進と地方負担財源措置、駅前町道の道道昇格、公共施設解体への交付金制度創設への協力
八雲 物価高対策、八雲総合病院対策支援、高等養護学校寮の充実
森 地方創生臨時交付金増額・強化、マイナンバー交付率と交付税への反映の見直し
鹿部 道道大沼公園鹿部線災害対策強化、道道鹿部停車場線の予算確保、駒ケ岳砂防事業促進、本別浜中地区海岸保全、本別地区出来間海岸保全
松前 松前半島道路早期着手、洋上風力発電促進地域指定と系統確保、北朝鮮ミサイル対応対策、地域公共交通補助拡充、太平洋クロマグロ漁獲枠増枠
福島 第2青函トンネル構想実現へ、松前半島道路早期着手、エゾシカ農業被害対策、公共施設整備国庫補助の資材高騰分対策
知内 中の川漁港東防波堤改良、中の川海岸離岸堤の嵩上げ、2級河川中の川・サンナス川早期改修
木古内 高規格道木古内江差間・松前半島道路・道道木古内江差線、3.4.2中央通の整備促進、海岸越波対策、コロナ化での医療施設・介護施設等への財政支援充実と物価高対策

10月19日(水)函館市函館アリーナで全国漁港漁場協会が主催する第71回全国漁港漁場大会が3年ぶりに開催されました。
全国から関係者約1500名が函館市に結集しています。
大会では工藤市長の歓迎の開会、鈴木知事の挨拶の後大会議事と進められ、事例発表では津軽海峡マグロ女子会の北海道側取りまとめ役として松前町矢野旅館の工藤夏子さんからの発表もありました。
北海道協会の理事でもある石山松前町長も笑顔で開催を喜びました。